「パーソナリティ障害(症)診療から見る親子関係の機微」と題しまして、林 直樹先生から、たっぷり1時間のお話をいただきました。
そして私とフロアからたくさんの質問を投げかけさせていただき、どの質問にもとても丁寧に率直なご回答をいただきました。
パーソナリティ症の方は、そのパーソナリティ特性ゆえに不安定な人間関係や生活環境に身を置くことになりがちですが、徐々にその特性を活かし発展させてゆきます。
平均20数年の長きにわたる林先生ご自身と患者さんご家族との関わりの経験から、多彩な生き方を患者さんご家族に教えていただいているように感じると林先生は述べられました。
私たちは林先生から回答をいただくたびに、少しずつ元気づけられているように感じ、きっと患者さんご家族も私たちと同じ体験をしているのだろうと想像した次第です。
ご講演くださった林直樹先生、ご参加の皆様、どうもありがとうございました。
2023年4月28日